意味
阿鼻叫喚(あびきょうかん)。阿は「おもねる」、鼻は「はな」、叫は「さけぶ」、喚は「わめく」を四字に畳んだ語。
阿鼻叫喚は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、阿は「おもねる」、鼻は「はな」、叫は「さけぶ」、喚は「わめく」である。この順で読むと、語の骨格が見える。阿鼻叫喚には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、人生の区切りや別れの話に阿鼻叫喚が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。阿鼻叫喚は名詞として状況を指す。「阿鼻叫喚だ」「阿鼻叫喚と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。阿鼻叫喚を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはあびきょうかん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはあびきょうかん。一字ずつは、阿は「おもねる」、鼻は「はな」、叫は「さけぶ」、喚は「わめく」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では阿鼻叫喚を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
阿
おもねる
鼻
はな
叫
さけぶ
喚
わめく
使い方
- 記者はその状況を阿鼻叫喚と評した。
- 阿鼻叫喚とは、この四字の表す意味、という意味で使う。