意味
万緑一紅(ばんりょくいっこう)。花こと。多くこと。
万緑一紅は、花こと。多くことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、万は「よろず」、緑は「みどり」、一は「ひと」、紅は「べに」である。この順で読むと、語の骨格が見える。万緑一紅には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、季節や景色を評する場面に万緑一紅が現れやすい。意味の核は「花こと。多くこと」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。万緑一紅は名詞として状況を指す。「万緑一紅だ」「万緑一紅と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。万緑一紅を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはばんりょくいっこう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはばんりょくいっこう。一字ずつは、万は「よろず」、緑は「みどり」、一は「ひと」、紅は「べに」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では万緑一紅を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
万
よろず
緑
みどり
一
ひと
紅
べに
使い方
- 記者はその状況を万緑一紅と評した。
- 万緑一紅とは、花こと。多くこと、という意味で使う。