意味
遠水近火(えんすいきんか)。遠は「とおい」、水は「みず」、近は「ちかい」、火は「ひ」を四字に畳んだ語。
遠水近火は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、遠は「とおい」、水は「みず」、近は「ちかい」、火は「ひ」である。この順で読むと、語の骨格が見える。遠水近火には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に遠水近火が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。遠水近火は名詞として状況を指す。「遠水近火だ」「遠水近火と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。遠水近火を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはえんすいきんか。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはえんすいきんか。一字ずつは、遠は「とおい」、水は「みず」、近は「ちかい」、火は「ひ」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では遠水近火を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
遠
とおい
水
みず
近
ちかい
火
ひ
使い方
- 記者はその状況を遠水近火と評した。
- 遠水近火とは、この四字の表す意味、という意味で使う。