意味
覆車之戒(ふくしゃのいましめ)。覆は「おおう」、車は「くるま」、之は「の」、戒は「いましめる」を四字に畳んだ語。
覆車之戒は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、覆は「おおう」、車は「くるま」、之は「の」、戒は「いましめる」である。この順で読むと、語の骨格が見える。覆車之戒には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に覆車之戒が現れやすい。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。覆車之戒は名詞として使う。「覆車之戒だ」「覆車之戒の状態だ」「覆車之戒に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。覆車之戒を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはふくしゃのいましめ。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
覆
おおう
車
くるま
之
の
戒
いましめる
使い方
- その説明は覆車之戒だと批判された。
- 新聞は、この事態を覆車之戒と書いた。つまり、この四字の表す意味。