意味
筆墨硯紙(ひつぼくけんし)。筆は「ふで」、墨は「すみ」、硯は「すずり」、紙は「かみ」を四字に畳んだ語。
筆墨硯紙は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、筆は「ふで」、墨は「すみ」、硯は「すずり」、紙は「かみ」である。この順で読むと、語の骨格が見える。筆墨硯紙には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に筆墨硯紙が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。筆墨硯紙は名詞として状況を指す。「筆墨硯紙だ」「筆墨硯紙と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。筆墨硯紙を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはひつぼくけんし。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはひつぼくけんし。一字ずつは、筆は「ふで」、墨は「すみ」、硯は「すずり」、紙は「かみ」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では筆墨硯紙を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
筆
ふで
墨
すみ
硯
すずり
紙
かみ
使い方
- 記者はその状況を筆墨硯紙と評した。
- 筆墨硯紙とは、この四字の表す意味、という意味で使う。