意味
遺風残香(いふうざんこう)。遺は「のこす」、風は「かぜ」、残は「のこる」、香は「か」を四字に畳んだ語。
遺風残香は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、遺は「のこす」、風は「かぜ」、残は「のこる」、香は「か」である。この順で読むと、語の骨格が見える。遺風残香には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、季節や景色を評する場面に遺風残香が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。遺風残香は名詞として状況を指す。「遺風残香だ」「遺風残香と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。遺風残香を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはいふうざんこう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはいふうざんこう。一字ずつは、遺は「のこす」、風は「かぜ」、残は「のこる」、香は「か」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では遺風残香を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
遺
のこす
風
かぜ
残
のこる
香
か
使い方
- 記者はその状況を遺風残香と評した。
- 遺風残香とは、この四字の表す意味、という意味で使う。