意味
一進一退(いっしんいったい)。進んでは退き、退いては進む。
一進一退は、進んでは退き、退いては進むことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、一は「ひと」、進は「すすむ」、一は「ひと」、退は「しりぞく」である。この順で読むと、語の骨格が見える。一進一退には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に一進一退が現れやすい。意味の核は「進んでは退き、退いては進む」である。標語にする前に、字義が今の場に合うかを確かめる。一進一退は名詞、または「一進一退の気持ちで」のように修飾して使う。掲げる前に、今の場に字義が合うかを見る。一進一退を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはいっしんいったい。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはいっしんいったい。一字ずつは、一は「ひと」、進は「すすむ」、一は「ひと」、退は「しりぞく」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では一進一退を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
一
ひと
進
すすむ
一
ひと
退
しりぞく
使い方
- 一進一退の気持ちで、その仕事に臨んだ。
- 彼は一進一退を信条にしている。つまり、進んでは退き、退いては進む。