意味
十年一昔(じゅうねんひとむかし)。長い、時さま。
十年一昔は、長い、時さまをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、十は「とお」、年は「とし」、一は「ひと」、昔は「むかし」である。この順で読むと、語の骨格が見える。十年一昔には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、故事を踏まえて今の状況を喩える場面に十年一昔が現れやすい。意味の核は「長い、時さま」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。十年一昔は名詞として状況を指す。「十年一昔だ」「十年一昔と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。十年一昔を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはじゅうねんひとむかし。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはじゅうねんひとむかし。一字ずつは、十は「とお」、年は「とし」、一は「ひと」、昔は「むかし」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では十年一昔を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
十
とお
年
とし
一
ひと
昔
むかし
使い方
- 記者はその状況を十年一昔と評した。
- 十年一昔とは、長い、時さま、という意味で使う。