意味
夏炉冬扇(かろとうせん)。夏は「なつ」、炉は「いろり」、冬は「ふゆ」、扇は「おうぎ」を四字に畳んだ語。
夏炉冬扇は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、夏は「なつ」、炉は「いろり」、冬は「ふゆ」、扇は「おうぎ」である。この順で読むと、語の骨格が見える。夏炉冬扇には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に夏炉冬扇が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。夏炉冬扇は名詞として状況を指す。「夏炉冬扇だ」「夏炉冬扇と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。夏炉冬扇を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはかろとうせん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはかろとうせん。一字ずつは、夏は「なつ」、炉は「いろり」、冬は「ふゆ」、扇は「おうぎ」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では夏炉冬扇を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
夏
なつ
炉
いろり
冬
ふゆ
扇
おうぎ
使い方
- 記者はその状況を夏炉冬扇と評した。
- 夏炉冬扇とは、この四字の表す意味、という意味で使う。