意味
傾国美人(けいこくのびじん)。傾は「かたむく」、国は「くに」、美は「うつくしい」、人は「ひと」を四字に畳んだ語。
傾国美人は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、傾は「かたむく」、国は「くに」、美は「うつくしい」、人は「ひと」である。この順で読むと、語の骨格が見える。傾国美人には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、人との関係を説明する場面に傾国美人が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。傾国美人は名詞として状況を指す。「傾国美人だ」「傾国美人と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。傾国美人を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはけいこくのびじん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはけいこくのびじん。一字ずつは、傾は「かたむく」、国は「くに」、美は「うつくしい」、人は「ひと」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では傾国美人を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
傾
かたむく
国
くに
美
うつくしい
人
ひと
使い方
- 記者はその状況を傾国美人と評した。
- 傾国美人とは、この四字の表す意味、という意味で使う。