意味
犬猿之仲(けんえんのなか)。犬は「いぬ」、猿は「さる」、之は「の」、仲は「なか」を四字に畳んだ語。
犬猿之仲は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、犬は「いぬ」、猿は「さる」、之は「の」、仲は「なか」である。この順で読むと、語の骨格が見える。犬猿之仲には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に犬猿之仲が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。犬猿之仲は名詞として状況を指す。「犬猿之仲だ」「犬猿之仲と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。犬猿之仲を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはけんえんのなか。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはけんえんのなか。一字ずつは、犬は「いぬ」、猿は「さる」、之は「の」、仲は「なか」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では犬猿之仲を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
犬
いぬ
猿
さる
之
の
仲
なか
使い方
- 記者はその状況を犬猿之仲と評した。
- 犬猿之仲とは、この四字の表す意味、という意味で使う。