意味
鬼面仏心(きめんぶっしん)。顔は厳しく、心は柔かい。顔、心さま。
鬼面仏心は、顔は厳しく、心は柔かい。顔、心さまをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、鬼は「おに」、面は「おも」、仏は「ほとけ」、心は「こころ」である。この順で読むと、語の骨格が見える。鬼面仏心には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、人生の区切りや別れの話に鬼面仏心が現れやすい。意味の核は「顔は厳しく、心は柔かい。顔、心さま」である。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。鬼面仏心は名詞として使う。「鬼面仏心だ」「鬼面仏心の状態だ」「鬼面仏心に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。鬼面仏心を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはきめんぶっしん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
鬼
おに
面
おも
仏
ほとけ
心
こころ
使い方
- その説明は鬼面仏心だと批判された。
- 新聞は、この事態を鬼面仏心と書いた。つまり、顔は厳しく、心は柔かい。顔、心さま。