意味
温柔敦厚(おんじゅうとんこう)。温は「あたたか」、柔は「やわらか」、敦は「あつい」、厚は「あつい」を四字に畳んだ語。
温柔敦厚は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、温は「あたたか」、柔は「やわらか」、敦は「あつい」、厚は「あつい」である。この順で読むと、語の骨格が見える。温柔敦厚には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に温柔敦厚が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。温柔敦厚は名詞として状況を指す。「温柔敦厚だ」「温柔敦厚と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。温柔敦厚を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはおんじゅうとんこう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはおんじゅうとんこう。一字ずつは、温は「あたたか」、柔は「やわらか」、敦は「あつい」、厚は「あつい」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では温柔敦厚を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
温
あたたか
柔
やわらか
敦
あつい
厚
あつい
使い方
- 記者はその状況を温柔敦厚と評した。
- 温柔敦厚とは、この四字の表す意味、という意味で使う。