意味
往事渺茫(おうじびょうぼう)。過去こと。
往事渺茫は、過去ことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、往は「いく」、事は「こと」、渺は「びょうたる」、茫は「とおい」である。この順で読むと、語の骨格が見える。往事渺茫には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に往事渺茫が現れやすい。意味の核は「過去こと」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。往事渺茫は名詞として状況を指す。「往事渺茫だ」「往事渺茫と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。往事渺茫を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはおうじびょうぼう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはおうじびょうぼう。一字ずつは、往は「いく」、事は「こと」、渺は「びょうたる」、茫は「とおい」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では往事渺茫を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
往
いく
事
こと
渺
びょうたる
茫
とおい
使い方
- 記者はその状況を往事渺茫と評した。
- 往事渺茫とは、過去こと、という意味で使う。