意味
勢力拮抗(せいりょくきっこう)。勢は「いきおい」、力は「ちから」、拮は「はたらく」、抗は「あらがう」を四字に畳んだ語。
勢力拮抗は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、勢は「いきおい」、力は「ちから」、拮は「はたらく」、抗は「あらがう」である。この順で読むと、語の骨格が見える。勢力拮抗には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に勢力拮抗が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。勢力拮抗は名詞として状況を指す。「勢力拮抗だ」「勢力拮抗と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。勢力拮抗を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはせいりょくきっこう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
勢
いきおい
力
ちから
拮
はたらく
抗
あらがう
使い方
- 記者はその状況を勢力拮抗と評した。
- 勢力拮抗とは、この四字の表す意味、という意味で使う。