意味
千辛万苦(せんしんばんく)。すべてこと。
千辛万苦は、すべてことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、千は「ち」、辛は「からい」、万は「よろず」、苦は「くるしい」である。この順で読むと、語の骨格が見える。千辛万苦には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に千辛万苦が現れやすい。意味の核は「すべてこと」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。千辛万苦は名詞として状況を指す。「千辛万苦だ」「千辛万苦と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。千辛万苦を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはせんしんばんく。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはせんしんばんく。一字ずつは、千は「ち」、辛は「からい」、万は「よろず」、苦は「くるしい」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では千辛万苦を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
千
ち
辛
からい
万
よろず
苦
くるしい
使い方
- 記者はその状況を千辛万苦と評した。
- 千辛万苦とは、すべてこと、という意味で使う。