意味
千山万水(せんざんばんすい)。多くこと。
千山万水は、多くことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、千は「ち」、山は「やま」、万は「よろず」、水は「みず」である。この順で読むと、語の骨格が見える。千山万水には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、季節や景色を評する場面に千山万水が現れやすい。意味の核は「多くこと」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。千山万水は名詞として状況を指す。「千山万水だ」「千山万水と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。千山万水を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはせんざんばんすい。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはせんざんばんすい。一字ずつは、千は「ち」、山は「やま」、万は「よろず」、水は「みず」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では千山万水を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
千
ち
山
やま
万
よろず
水
みず
使い方
- 記者はその状況を千山万水と評した。
- 千山万水とは、多くこと、という意味で使う。