意味
傷風敗俗(しょうふうはいぞく)。傷は「きず」、風は「かぜ」、敗は「やぶれる」、俗は「ぞく」を四字に畳んだ語。
傷風敗俗は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、傷は「きず」、風は「かぜ」、敗は「やぶれる」、俗は「ぞく」である。この順で読むと、語の骨格が見える。傷風敗俗には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、季節や景色を評する場面に傷風敗俗が現れやすい。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。傷風敗俗は名詞として使う。「傷風敗俗だ」「傷風敗俗の状態だ」「傷風敗俗に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。傷風敗俗を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはしょうふうはいぞく。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
傷
きず
風
かぜ
敗
やぶれる
俗
ぞく
使い方
- その説明は傷風敗俗だと批判された。
- 新聞は、この事態を傷風敗俗と書いた。つまり、この四字の表す意味。