意味
点滴穿石(てんてきせんせき)。点は「つける」、滴は「しずく」、穿は「うがつ」、石は「いし」を四字に畳んだ語。
点滴穿石は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、点は「つける」、滴は「しずく」、穿は「うがつ」、石は「いし」である。この順で読むと、語の骨格が見える。点滴穿石には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に点滴穿石が現れやすい。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。点滴穿石は名詞として使う。「点滴穿石だ」「点滴穿石の状態だ」「点滴穿石に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。点滴穿石を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはてんてきせんせき。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
点
つける
滴
しずく
穿
うがつ
石
いし
使い方
- その説明は点滴穿石だと批判された。
- 新聞は、この事態を点滴穿石と書いた。つまり、この四字の表す意味。