意味
雲煙縹渺(うんえんひょうびょう)。雲は「くも」、煙は「けむる」、縹は「はなだ」、渺は「びょうたる」を四字に畳んだ語。
雲煙縹渺は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、雲は「くも」、煙は「けむる」、縹は「はなだ」、渺は「びょうたる」である。この順で読むと、語の骨格が見える。雲煙縹渺には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、季節や景色を評する場面に雲煙縹渺が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。雲煙縹渺は名詞として状況を指す。「雲煙縹渺だ」「雲煙縹渺と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。雲煙縹渺を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはうんえんひょうびょう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
雲
くも
煙
けむる
縹
はなだ
渺
びょうたる
使い方
- 記者はその状況を雲煙縹渺と評した。
- 雲煙縹渺とは、この四字の表す意味、という意味で使う。