意味
薬籠中物(やくろうちゅうのもの)。薬は「くすり」、籠は「かご」、中は「なか」、物は「もの」を四字に畳んだ語。
薬籠中物は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、薬は「くすり」、籠は「かご」、中は「なか」、物は「もの」である。この順で読むと、語の骨格が見える。薬籠中物には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に薬籠中物が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。薬籠中物は名詞として状況を指す。「薬籠中物だ」「薬籠中物と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。薬籠中物を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはやくろうちゅうのもの。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはやくろうちゅうのもの。一字ずつは、薬は「くすり」、籠は「かご」、中は「なか」、物は「もの」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では薬籠中物を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
薬
くすり
籠
かご
中
なか
物
もの
使い方
- 記者はその状況を薬籠中物と評した。
- 薬籠中物とは、この四字の表す意味、という意味で使う。