意味
役者冥利(やくしゃみょうり)。役は「やく」、者は「もの」、冥は「くらい」、利は「きく」を四字に畳んだ語。
役者冥利は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、役は「やく」、者は「もの」、冥は「くらい」、利は「きく」である。この順で読むと、語の骨格が見える。役者冥利には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、自分の気持ちを短く示す場面に役者冥利が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。役者冥利は名詞として状況を指す。「役者冥利だ」「役者冥利と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。役者冥利を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはやくしゃみょうり。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはやくしゃみょうり。一字ずつは、役は「やく」、者は「もの」、冥は「くらい」、利は「きく」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では役者冥利を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
役
やく
者
もの
冥
くらい
利
きく
使い方
- 記者はその状況を役者冥利と評した。
- 役者冥利とは、この四字の表す意味、という意味で使う。