意味
苦労に耐えて、復讐や目標を忘れずに励むこと。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)は、苦を自分に課して目的を忘れないことをいう。出典は『史記』越王勾践世家。越王勾践は会稽で呉に敗れたのち、薪の上に寝て体を苦しめ、苦い胆を嘗めて恥を思い出させ、のちに呉を滅ぼした。いまは復讐に限らず、試験や再建のように、長い忍耐が要る場面でも使う。他人に薪を敷く語ではない。自分に課す語である。故事の筋は下の典故に書いた。読みはがしんしょうたん。一字ずつは、臥は「ふす」、薪は「たきぎ」、嘗は「なめる」、胆は「きも」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では臥薪嘗胆を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。読みはがしんしょうたん。一字ずつは、臥は「ふす」、薪は「たきぎ」、嘗は「なめる」、胆は「きも」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では臥薪嘗胆を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
臥
ふす
薪
たきぎ
嘗
なめる
胆
きも
典故
出典 『史記』越王勾践世家 · 春秋・呉越
越王勾践は会稽で呉に敗れ、臣下の礼を強いられた。帰国のあと、復讐を忘れないために薪の上に寝て体を苦しめ、苦い胆を嘗めて会稽の恥を思い出させた。十年生聚、十年教訓の忍耐の末、越は呉を滅ぼした。いまは復讐に限らず、苦を自分に課して目的を忘れないことをいう。

会稽の恥
勾践は会稽山で囲まれ、呉へ降伏した。この屈辱が、あとの苦行の理由になる。

薪に臥す
柔らかい寝床を捨て、薪の上に寝る。痛みで、敗戦を忘れない。

胆を嘗める
部屋に苦い胆を吊るし、座るたび横になるたび口に含む。
使い方
- 敗戦の翌年から、監督の生活は臥薪嘗胆だった。
- 子どもの習い事を臥薪嘗胆と呼ばない。
