意味
敗軍之将(はいぐんのしょう)。敗は「やぶれる」、軍は「いくさ」、之は「の」、将は「まさに」を四字に畳んだ語。
敗軍之将は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、敗は「やぶれる」、軍は「いくさ」、之は「の」、将は「まさに」である。この順で読むと、語の骨格が見える。敗軍之将には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、勝負や競争の局面に敗軍之将が現れやすい。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。敗軍之将は名詞として使う。「敗軍之将だ」「敗軍之将の状態だ」「敗軍之将に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。敗軍之将を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みははいぐんのしょう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
敗
やぶれる
軍
いくさ
之
の
将
まさに
使い方
- その説明は敗軍之将だと批判された。
- 新聞は、この事態を敗軍之将と書いた。つまり、この四字の表す意味。