意味
一刻千金(いっこくせんきん)。一刻が千金に値する。今この時が、戻らない。
一刻千金は、一刻が千金に値する。今この時が、戻らないことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、一は「ひと」、刻は「きざむ」、千は「ち」、金は「かね」である。この順で読むと、語の骨格が見える。一刻千金には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に一刻千金が現れやすい。意味の核は「一刻が千金に値する。今この時が、戻らない」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。一刻千金は名詞として状況を指す。「一刻千金だ」「一刻千金と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。一刻千金を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはいっこくせんきん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
一
ひと
刻
きざむ
千
ち
金
かね
使い方
- 記者はその状況を一刻千金と評した。
- 一刻千金とは、一刻が千金に値する。今この時が、戻らない、という意味で使う。