意味
傾家蕩産(けいかとうさん)。傾は「かたむく」、家は「いえ」、蕩は「とろかす」、産は「うむ」を四字に畳んだ語。
傾家蕩産は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、傾は「かたむく」、家は「いえ」、蕩は「とろかす」、産は「うむ」である。この順で読むと、語の骨格が見える。傾家蕩産には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に傾家蕩産が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。傾家蕩産は名詞として状況を指す。「傾家蕩産だ」「傾家蕩産と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。傾家蕩産を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはけいかとうさん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはけいかとうさん。一字ずつは、傾は「かたむく」、家は「いえ」、蕩は「とろかす」、産は「うむ」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では傾家蕩産を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
傾
かたむく
家
いえ
蕩
とろかす
産
うむ
使い方
- 記者はその状況を傾家蕩産と評した。
- 傾家蕩産とは、この四字の表す意味、という意味で使う。