意味
好事多魔(こうじたま)。喜び、稀なさま。
好事多魔は、喜び、稀なさまをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、好は「このむ」、事は「こと」、多は「おおい」、魔は「ま」である。この順で読むと、語の骨格が見える。好事多魔には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、自分の気持ちを短く示す場面に好事多魔が現れやすい。意味の核は「喜び、稀なさま」である。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。好事多魔は名詞として使う。「好事多魔だ」「好事多魔の状態だ」「好事多魔に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。好事多魔を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはこうじたま。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはこうじたま。一字ずつは、好は「このむ」、事は「こと」、多は「おおい」、魔は「ま」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では好事多魔を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
好
このむ
事
こと
多
おおい
魔
ま
使い方
- その説明は好事多魔だと批判された。
- 新聞は、この事態を好事多魔と書いた。つまり、喜び、稀なさま。