意味
急流勇退(きゅうりゅうゆうたい)。急は「いそぐ」、流は「ながれる」、勇は「いさむ」、退は「しりぞく」を四字に畳んだ語。
急流勇退は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、急は「いそぐ」、流は「ながれる」、勇は「いさむ」、退は「しりぞく」である。この順で読むと、語の骨格が見える。急流勇退には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に急流勇退が現れやすい。標語にする前に、字義が今の場に合うかを確かめる。急流勇退は名詞、または「急流勇退の気持ちで」のように修飾して使う。掲げる前に、今の場に字義が合うかを見る。急流勇退を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはきゅうりゅうゆうたい。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
急
いそぐ
流
ながれる
勇
いさむ
退
しりぞく
使い方
- 急流勇退の気持ちで、その仕事に臨んだ。
- 彼は急流勇退を信条にしている。つまり、この四字の表す意味。