意味
胸先三寸(むなさきさんずん)。胸は「むね」、先は「さき」、三は「み」、寸は「すん」を四字に畳んだ語。
胸先三寸は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、胸は「むね」、先は「さき」、三は「み」、寸は「すん」である。この順で読むと、語の骨格が見える。胸先三寸には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、自分の気持ちを短く示す場面に胸先三寸が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。胸先三寸は名詞として状況を指す。「胸先三寸だ」「胸先三寸と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。胸先三寸を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはむなさきさんずん。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはむなさきさんずん。一字ずつは、胸は「むね」、先は「さき」、三は「み」、寸は「すん」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では胸先三寸を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
胸
むね
先
さき
三
み
寸
すん
使い方
- 記者はその状況を胸先三寸と評した。
- 胸先三寸とは、この四字の表す意味、という意味で使う。