四字熟語図鑑
蟷螂之斧とうろうのおの

絵札

とうろうのおの

蟷螂之斧

カマキリが臂を挙げて車を止めようとする。

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意味

蟷螂之斧(とうろうのおの)。蟷は「とう」、螂は「ろう」、之は「の」、斧は「おの」を四字に畳んだ語。

蟷螂之斧は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、蟷は「とう」、螂は「ろう」、之は「の」、斧は「おの」である。この順で読むと、語の骨格が見える。出典は『荘子』人間世(先秦)。故事の筋は、下の典故に分けて書いた。出典が確認できない語に、作り話の劇は足さない。いまの日本語では、故事を踏まえて今の状況を喩える場面に蟷螂之斧が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。蟷螂之斧は名詞として状況を指す。「蟷螂之斧だ」「蟷螂之斧と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。蟷螂之斧を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはとうろうのおの。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはとうろうのおの。一字ずつは、蟷は「とう」、螂は「ろう」、之は「の」、斧は「おの」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では蟷螂之斧を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。

字義

  1. とう

  2. ろう

  3. おの

典故

出典 『荘子』人間世 · 先秦

カマキリが臂を挙げて車を止めようとする。勇気に見えて、力の差を知らない。分を超えた抵抗、無謀な挑戦をいう。螳螂之斧とも書く。

  1. 蟷螂之斧 臂を挙げる

    臂を挙げる

    細いカマキリが、来る車の前に鎌を立てる。

使い方

  • 記者はその状況を蟷螂之斧と評した。
  • 蟷螂之斧とは、この四字の表す意味、という意味で使う。

類義

関連