意味
一所懸命(いっしょけんめい)。硬いこと。努力こと。
一所懸命は、硬いこと。努力ことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、一は「ひと」、所は「ところ」、懸は「かける」、命は「いのち」である。この順で読むと、語の骨格が見える。一所懸命には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、人生の区切りや別れの話に一所懸命が現れやすい。意味の核は「硬いこと。努力こと」である。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。一所懸命は名詞として使う。「一所懸命だ」「一所懸命の状態だ」「一所懸命に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。一所懸命を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはいっしょけんめい。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
一
ひと
所
ところ
懸
かける
命
いのち
使い方
- その説明は一所懸命だと批判された。
- 新聞は、この事態を一所懸命と書いた。つまり、硬いこと。努力こと。