意味
蛍雪之功(けいせつのこう)。蛍は「ほたる」、雪は「ゆき」、之は「の」、功は「いさお」を四字に畳んだ語。
蛍雪之功は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、蛍は「ほたる」、雪は「ゆき」、之は「の」、功は「いさお」である。この順で読むと、語の骨格が見える。出典は『晋書』車胤伝・孫康伝など(晋)。故事の筋は、下の典故に分けて書いた。出典が確認できない語に、作り話の劇は足さない。いまの日本語では、故事を踏まえて今の状況を喩える場面に蛍雪之功が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。蛍雪之功は名詞として状況を指す。「蛍雪之功だ」「蛍雪之功と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。蛍雪之功を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはけいせつのこう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
蛍
ほたる
雪
ゆき
之
の
功
いさお
典故
出典 『晋書』車胤伝・孫康伝など · 晋
車胤は蛍の光で書を読み、孫康は雪の明かりで読んだ、と伝えられる。貧しくても学を捨てない苦労を、蛍雪之功という。

蛍の光
袋の蛍だけが、夜の机を照らす。

雪の明かり
窓の雪明かりで、ページを開く。
使い方
- 記者はその状況を蛍雪之功と評した。
- 蛍雪之功とは、この四字の表す意味、という意味で使う。