意味
無欲無私(むよくむし)。自分勝手な。
無欲無私は、自分勝手なことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、無は「ない」、欲は「ほっする」、無は「ない」、私は「わたくし」である。この順で読むと、語の骨格が見える。無欲無私には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、仕事や判断の現場に無欲無私が現れやすい。意味の核は「自分勝手な」である。相手を罵る語として投げず、状況の説明として使う。無欲無私は名詞として使う。「無欲無私だ」「無欲無私の状態だ」「無欲無私に陥る」の形が多い。人を罵る道具にすると、意味がずれる。無欲無私を相手の人格攻撃に使うと、場の温度を間違える。状況を指す語として置く。読みはむよくむし。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはむよくむし。一字ずつは、無は「ない」、欲は「ほっする」、無は「ない」、私は「わたくし」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では無欲無私を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
無
ない
欲
ほっする
無
ない
私
わたくし
使い方
- その説明は無欲無私だと批判された。
- 新聞は、この事態を無欲無私と書いた。つまり、自分勝手な。