四字熟語図鑑
濫竽充数らんうじゅうすう

絵札

らんうじゅうすう

濫竽充数

斉の宣王は三百人で竽を合奏させるのを好んだ。

  1. ホーム
  2. 図鑑
  3. 濫竽充数

意味

濫竽充数(らんうじゅうすう)。濫は「みだりに」、竽は「ふえ」、充は「あてる」、数は「かず」を四字に畳んだ語。

濫竽充数は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、濫は「みだりに」、竽は「ふえ」、充は「あてる」、数は「かず」である。この順で読むと、語の骨格が見える。出典は『韓非子』内儲説上(戦国・斉)。故事の筋は、下の典故に分けて書いた。出典が確認できない語に、作り話の劇は足さない。いまの日本語では、故事を踏まえて今の状況を喩える場面に濫竽充数が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。濫竽充数は名詞として状況を指す。「濫竽充数だ」「濫竽充数と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。濫竽充数を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはらんうじゅうすう。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。

字義

  1. みだりに

  2. ふえ

  3. あてる

  4. かず

典故

出典 『韓非子』内儲説上 · 戦国・斉

斉の宣王は三百人で竽を合奏させるのを好んだ。南郭は吹けないのに列に混じって俸禄を得た。湣王が独奏を命じると、南郭は逃げた。実力のない者が人数に紛れることをいう。

  1. 濫竽充数 三百の竽

    三百の竽

    王の前で大勢が同時に吹く。一人くらい、音が混ざる。

  2. 濫竽充数 独奏を命じられる

    独奏を命じられる

    一人ずつ吹けと言われ、混じっていた者は逃げ出す。

使い方

  • 記者はその状況を濫竽充数と評した。
  • 濫竽充数とは、この四字の表す意味、という意味で使う。

類義

関連