意味
生殺与奪(せいさつよだつ)。生かすも殺すも思いのまま。人々こと。
生殺与奪は、生かすも殺すも思いのまま。人々ことをいう四字熟語である。一字ずつ読めば、生は「いきる」、殺は「ころす」、与は「あたえる」、奪は「うばう」である。この順で読むと、語の骨格が見える。生殺与奪には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、人との関係を説明する場面に生殺与奪が現れやすい。意味の核は「生かすも殺すも思いのまま。人々こと」である。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。生殺与奪は名詞として状況を指す。「生殺与奪だ」「生殺与奪と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。生殺与奪を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはせいさつよだつ。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。
字義
生
いきる
殺
ころす
与
あたえる
奪
うばう
使い方
- 記者はその状況を生殺与奪と評した。
- 生殺与奪とは、生かすも殺すも思いのまま。人々こと、という意味で使う。