意味
辛酸甘苦(しんさんかんく)。辛は「からい」、酸は「すい」、甘は「あまい」、苦は「くるしい」を四字に畳んだ語。
辛酸甘苦は、一字ずつの意味を重ねて読む四字熟語である。一字ずつ読めば、辛は「からい」、酸は「すい」、甘は「あまい」、苦は「くるしい」である。この順で読むと、語の骨格が見える。辛酸甘苦には、特定の一話に固定できる故事が残っていない。無理に物語を足さず、字義といまの慣用から読む。いまの日本語では、自分の気持ちを短く示す場面に辛酸甘苦が現れやすい。褒貶より、状況がこの語に近いかを先に見る。辛酸甘苦は名詞として状況を指す。「辛酸甘苦だ」「辛酸甘苦と評する」の形が多い。褒貶より、近い状況かを先に見る。辛酸甘苦を繰り返し掲げると、ポスターの文句になる。一度、字義に戻す。読みはしんさんかんく。検索で意味だけ拾うときも、四字の順と出典の有無は一緒に見る。似た語と並べると、輪郭がはっきりする。読みはしんさんかんく。一字ずつは、辛は「からい」、酸は「すい」、甘は「あまい」、苦は「くるしい」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では辛酸甘苦を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
辛
からい
酸
すい
甘
あまい
苦
くるしい
使い方
- 記者はその状況を辛酸甘苦と評した。
- 辛酸甘苦とは、この四字の表す意味、という意味で使う。