意味
掲げるものと出すものが違う。宣伝と実態の裂け目を、肉屋の看板で刺した。
羊頭狗肉は、古い商店の詐欺であり、新しいブランドの常套でもある。美しい理念、薄い現場。採用ページと配属先。メニュー写真と皿。この語が効くのは、裂け目が見えているときだ。画竜点睛の失敗は実力不足、羊頭狗肉は意図の問題だ。だから倫理の語になる。有言実行の裏返し。看板を羊にするな、と言っているのではない。羊と書くなら羊を出せ、と言っている。図鑑では、処世の戒め棚に置く。笑って使えるが、笑っている間に自分の店の看板を見よ。読みはようとうくにく。一字ずつは、羊は「羊の」、頭は「頭(看板)」、狗は「犬の」、肉は「肉」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では羊頭狗肉を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。読みはようとうくにく。一字ずつは、羊は「羊の」、頭は「頭(看板)」、狗は「犬の」、肉は「肉」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では羊頭狗肉を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
羊
羊の
頭
頭(看板)
狗
犬の
肉
肉
典故
出典 『晏子春秋』などの趣旨 · 先秦の市
羊の頭を看板に掲げ、中では犬の肉を売る、という市の詐欺が語源とされる。見かけと中身が違うこと、宣伝と実物が違うことをいう。

羊の看板
店先には羊の頭がある。客は羊の肉だと思って入る。
使い方
- サステナ宣言が羊頭狗肉だと言われないよう、調達から示す。
- 表紙だけ豪華な本を、羊頭狗肉と呼ぶのは少し辛い。中身が犬でなければ。