意味
故きをたずねて新しきを知る。復習ではなく、過去を熱源にして次の問いを作る語。
論語の響きを残したまま、受験用語にも職場のスローガンにもなった。危険なのは「昔はよかった」への横滑りだ。温故知新の「温」は懐古ではなく、もう一度手で熱すること。古注を読み、失敗の記録を開き、そこから今の設計を疑う。日進月歩と並べると役割が分かれる。日進月歩は前へ進む速度、温故知新は進むための燃料の場所。新しいツールを入れる前に、去年の議事録を読め、という実務の語でもある。知ったかぶりで使うと薄い。本当に使うなら、故きのどの一節を温めたのかを言える必要がある。読みはおんこちしん。一字ずつは、温は「たずね温め直す」、故は「古いこと」、知は「知る」、新は「新しいこと」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では温故知新を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。読みはおんこちしん。一字ずつは、温は「たずね温め直す」、故は「古いこと」、知は「知る」、新は「新しいこと」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では温故知新を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
温
たずね温め直す
故
古いこと
知
知る
新
新しいこと
使い方
- 制度を改める前に、温故知新で沿革を当たる。
- 古典を読むのは趣味ではなく、温故知新の訓練だ。