意味
禅の伝授から来た語が、阿吽の呼吸の賛美になった。便利なだけに、説明責任を消す危険もある。
以心伝心は、教外別伝の匂いを残している。師から弟子へ、経文を経由せずに渡す。日常では「言わなくても分かるよね」に落ちる。分かる関係は美しい。分からない相手にこの語を求めると、暴力になる。仕事の依頼、医療、契約。言葉を省略してよい場所は限られる。家族や長いチームでは、以心伝心は潤滑油だ。新しい同僚の前では、まだ油ではない。異口同音が声の一致なら、以心伝心は声の前の一致だ。信頼の証明として使うならよい。手順の省略として使うなら、事故の予兆だ。読みはいしんでんしん。一字ずつは、以は「もって」、心は「こころ」、伝は「伝える」、心は「こころ」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では以心伝心を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。読みはいしんでんしん。一字ずつは、以は「もって」、心は「こころ」、伝は「伝える」、心は「こころ」。出典が文献で確認できた語だけ故事の欄を出す。例文では以心伝心を文の中に置く。物語が要らない語に劇は足さない。
字義
以
もって
心
こころ
伝
伝える
心
こころ
使い方
- 長年の相棒とは、以心伝心で現場が回る。
- マニュアルを以心伝心で済ませないでほしい。